3歳未勝利

レース展開

ニホンピロオスカルが集団を引き連れる形、直後の位置にマルカタイセイが続く

ニホンピロオスカルが主導権を握る形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にマルカタイセイが続く。その後ろ、アレキサンダアモンとディヴィッズサムが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはワカサテイオー、バンダムビショップ、フジノリキオー、ウオーターピンネス、スミヨシネンリキら5頭。マルブツティアラとモリガンは中団後方の位置。後方7番手で腰を据えて折り合いをつけるのはエスティリーダー、プリンセスコウリ、ノスタルジックら3頭。少し空いて、後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはサムソンキング。殿にフライトプランがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アレキサンダアモンが自慢の自在性を活かしたロスの少ない取り口で初勝利を挙げる

先頭はマルカタイセイでリードは半馬身。2番手にニホンピロオスカルが続く。そのあと、アレキサンダアモン、ワカサテイオー、ディヴィッズサムらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける15番人気のマルカタイセイ。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたアレキサンダアモンが豪快な末脚を炸裂させてマルカタイセイを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手中に収めた。2着のマルカタイセイから3/4馬身差の3着には、2番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った1番人気のニホンピロオスカルが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のディヴィッズサムが入線、さらに1馬身半差の5着には、同じく好位にいたワカサテイオーが食い込んだ。