レース展開

ステラライトが隊列を率いる形、その直後にガラドリエルが取り付く

ステラライトが前に出て、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にガラドリエルが続く。そのすぐ後ろ、ストーミーダンディが3番手の絶好位につける。その直後、マルヒロキングは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはパルパルパピヨン。その1馬身後ろ、コウソクラインは中団前寄り。ツルマルキングオーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ゾンネンブルーメは中団後方の位置。その後ろ、オオヤマネコが9番手。トーセンパッソは後方5番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。オメガジェルベーラは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはサトノファイヤー。後方2番手の位置でじっと我慢するのはスウィフトハート。どん尻にヌオヴォチメントがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京成ローザ60周年記念盃、ステラライトが天与のスピードで逃げを打って、そのまま直線でも脚勢を維持させて先頭でゴールへと飛び込む

先頭はステラライトでリードは1馬身。単独の2番手にガラドリエルが続く。そのあと、ツルマルキングオーが3番手。そのすぐ後ろ、パルパルパピヨンが4番手。1馬身離れて、コウソクラインが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るステラライト。そのままステラライトが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いた1番人気のガラドリエルが続き、2着と2馬身差の3着には、3番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた13番人気のツルマルキングオーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えた12番人気のトーセンパッソが入線、さらに3/4馬身差の5着には、中団前目にいたゾンネンブルーメが食い込んだ。2番人気のストーミーダンディは最後方にいたが末脚不発で14着に敗れた。