鶴ヶ城特別

レース展開

ボタンフジが後続を引き連れる展開、半馬身差の2番手を進むノーザンキッズとパレスエース

逃げたのはボタンフジ。半馬身のリードで馬群を先導。2番手にノーザンキッズとパレスエースが並ぶ。その2馬身以上後ろ、リーディングエッジとストロングメモリーが4番手の好位につける。さらに2馬身以上差があって、ヤマノルドルフは中団前寄り。アナステーシアは中団馬群の真ん中を追走。ケイビイスパイダーとジャズアップは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、カオリハイパーが10番手。後方7番手で腰を据えて折り合いに専念するのはヒロショウグン、デアテンビー、ウェディングバレーら3頭。少し離れた最後尾にカネスベネフィットとオジジアンボーイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

鶴ヶ城特別、パレスエースが高い機動力を駆使したソツのない取り口でファンの支持に応える

先頭はボタンフジでリードは半馬身。2番手にノーザンキッズが続く。その直後、パレスエースが3番手。1馬身離れて、リーディングエッジとストロングメモリーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた1番人気のパレスエースがしっかりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、先行勢の後ろの位置から堅実に脚を伸ばしたストロングメモリーが続き、2着と3馬身半差の3着には、中団前目の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走したアナステーシアが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたノーザンキッズが入線、さらにクビ差の5着には、10番手にいた14番人気のヒロショウグンが食い込んだ。2番人気のウェディングバレーは後方4番手にいたが末脚不発で11着に敗れた。