エルフィンステークス

レース展開

マルターズヒートが後続を率いる展開、その直後を追走するメイショウオスカル

ハナに立ったのはマルターズヒート。後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にメイショウオスカルが続く。続いて、フィールドトラップとイナズマローレルが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、フレンチアイディアは中団やや前。アクイレジアとエンジェルクルーは中団馬群の丁度真ん中を併走。メイクヒストリーは中団後方の位置取り。ロイヤルセランガーは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。少し空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはドルチェリモーネとウインデンファーレ。少し離れたしんがりにアルトタイガーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エルフィンS、マルターズヒートが持ち味のスピードでハナを切って、そのまま最後まで勢いを落とさずトップでゴールを走り抜ける

先頭はマルターズヒートでリードは1馬身。2番手にメイショウオスカルとイナズマローレルが続く。その後ろ、フィールドトラップが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭をひた走る1番人気のマルターズヒート。そのままマルターズヒートが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置から持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたメイショウオスカルが続き、2着と1馬身3/4差の3着には、中団後方の位置からゴールまでジンワリと伸びたメイクヒストリーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたフレンチアイディアが入線した。2番人気のロイヤルセランガーは後方3番手にいたがもうひと伸びが足りず5着に敗れた。