オーストラリアトロフィー

レース展開

エリモパサーが端を切る形、僅かな差でオースミロッチが続く

先頭に躍り出たのはエリモパサー。僅かなリードで集団を牽引。2番手にオースミロッチが続く。2馬身以上離れて、ステイジヒーローが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ミルフォードスルーとマミーグレイスは中団やや前。タニノクリスタル、デンタルスター、ヤマノヒッターらは中団後方の位置。最後尾にネーハイビクトリーとユートジョージがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーストラリアT、ステイジヒーローが古馬の底力を顕示する様な迫力満点の走りで6勝目を手に入れる

先頭はエリモパサーでリードは体半分。2番手にオースミロッチが続く。その後ろ、ステイジヒーローとマミーグレイスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるエリモパサー。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいたステイジヒーローがグイグイと終いの脚を伸ばしてエリモパサーを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着のエリモパサーから1馬身1/4差の3着には、2番手の位置から天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走した2番人気のオースミロッチが入った。1番人気のマミーグレイスは好位にいたが見せ場なく4着に敗れた。