’05メトロポリタンジューンカップ

レース展開

ベルモントファラオが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むシャンハイチキータ

逃げを打ったのはベルモントファラオ。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にシャンハイチキータが続く。そのすぐ後ろ、アースクエイクが3番手の絶好位につける。その後ろ、シルクリザルトは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはクリアエンデバーとシルクショットガン。その1馬身後ろ、ブランディーグラスは中団前め。トーホウハヤテとジョージアンキングは中団馬群の真ん中あたりを併走。スリーブラボーとイシノプライマシーは中団後方の位置取り。ベルモントシーザーは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはミツルトップワン。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはバンダムロッシ。最後尾にスクオールグラスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’05メトロポリタンジューンC、ベルモントファラオが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで8勝目をつかむ

先頭はベルモントファラオでリードは1馬身。単独の2番手にシャンハイチキータが続く。そのすぐ後ろ、クリアエンデバーとアースクエイクが3番手。1馬身離れて、トーホウハヤテとシルクリザルトが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る1番人気のベルモントファラオ。そのままベルモントファラオが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、2番手の位置から持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばした2番人気のシャンハイチキータが続き、2着と3/4馬身差の3着には、3番手の位置から息の長い末脚を繰り出したクリアエンデバーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたトーホウハヤテが入線、さらに2馬身差の5着には、後方5番手にいたイシノプライマシーが食い込んだ。