4歳以上1勝クラス

レース展開

フォルテローザが全馬を率いる展開、その半馬身後ろを追走するジェニファー

フォルテローザが端をきり、体半分のリードで一団を引っ張っていく。2番手にジェニファーが続く。そのすぐ後ろ、ダディーズアイル、ナゲットモンスター、キーウィルらが3番手の好位につける。少し間隔を置いて、オコタンペは中団前寄り。ロマンスライトとフェールブリエは中団馬群の真ん中あたりを併走。ベニシア、シグルドリーヴァ、シュニーらは中団後方の位置取り。クィーンアドバンスは後方5番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。カサブランカキッドは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはペイシャニットとマイネルサンテ。しんがりにマキバシラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オコタンペが久方ぶりの勝ち星

先頭はフォルテローザでリードは体半分。2番手にジェニファーが続く。そのあと、ダディーズアイルとナゲットモンスターが3番手。1馬身離れて、オコタンペが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるフォルテローザ。そのまま押し切るかに思われたが、先行勢の後ろにいた2番人気のオコタンペが次元の違う末脚を炸裂させてフォルテローザを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手にした。2着のフォルテローザから3馬身半差の3着には、3番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったダディーズアイルが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えた1番人気のナゲットモンスターが入線、さらにハナ差の5着には、11番手にいたカサブランカキッドが食い込んだ。