3歳未勝利

レース展開

ユウヤクジョが後続を率いる展開、その直後を追走するハートオブパリス

先陣を切ったのはユウヤクジョ。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にハートオブパリスが続く。その直後、シャンゼリゼシチーが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、マルシゲステルスは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはマイネルラウルスとスプラッシュヒット。その1馬身後ろ、トウカイプレストは中団前目。ドラージェイは中団馬群の真ん中あたりを追走。テイエムアラシ、トウショウバッカス、セルシオバイオらは中団後方の位置。少し間が空いて、レニングラードは後方6番手で虎視眈々と機をうかがう。ローザロッサは後方5番手に控えて機を待つ。2馬身以上差があって、後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはトウスイとハートオブウィード。後方2番手の位置で脚をタメるのはファラオラムセス。どん尻にヴァリュードラブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

レニングラードが中団後方からスパッと切れる決め脚を披露して先行各馬を一気に追い抜く

先頭はユウヤクジョでリードは1馬身。単独の2番手にスプラッシュヒットが続く。その後ろ、マルシゲステルスとハートオブパリスが3番手。1馬身離れて、シャンゼリゼシチーとトウショウバッカスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは2番人気のスプラッシュヒット。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいた1番人気のレニングラードが圧倒的な末脚を爆発させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、2番手の位置からしぶとさが光る走りを見せた2番人気のスプラッシュヒットが続き、2着とクビ差の3着には、中団の位置から息の長い末脚を繰り出したドラージェイが入った。そこから半馬身遅れた4着には、逃げ粘ったユウヤクジョが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたトウショウバッカスが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはトウスイが入った。