第106回 京都記念 (G2)

レース展開

ビートブラックが全馬を先導、その直後を進むヤマニンファラオ

ビートブラックが先頭に立ち、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にヤマニンファラオが続く。2馬身以上離れて、ジャスタウェイとカポーティスターが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、サクラアルディートとリッツィースターは中団前目。トーセンラーは中団後方の位置。後方5番手で折り合いをつけるのはベールドインパクトとジョワドヴィーヴル。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはショウナンマイティ。どん尻にジャミールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

京都記念、トーセンラーが中団後方から秀でた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はショウナンマイティでリードは1馬身。2番手にビートブラック、ヤマニンファラオ、カポーティスターらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、中団後方にいたトーセンラーが驚異的な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、最後方の位置からビュッと切れる脚で猛進したベールドインパクトが続き、2着とクビ差の3着には、途中から先頭に立ったショウナンマイティが入った。そこから1馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたビートブラックが入線した。1番人気のジャスタウェイは中団前目にいたが伸びあぐねて5着に敗れた。