クリスタル賞

レース展開

グランジャー、オーバーカム、アポロテキサス

グランジャー、オーバーカム、アポロテキサスら3頭が並んで端に立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を先導。ラインフィールが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはデブリン。その1馬身後ろ、ジェイケイライアンは中団前目。アーチデュークは中団馬群のちょうど真ん中を追走。モンスターキングとヒロイックサーガは中団後方の位置。ビーザライトは後方5番手で前方各馬の動きを静観。クラールハーモニーは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはトルナベント。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはサマルカンドブルー。最後方にマルカンセンサーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クリスタル賞、マルカンセンサーが異次元の決め脚を炸裂させて他馬を撫で切り

先頭はグランジャーでリードは1馬身。単独の2番手にオーバーカムが続く。その直後、デブリンが3番手。そのあと、アーチデュークが4番手。1馬身離れて、ジェイケイライアンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、6番手から抜け出したのは1番人気のモンスターキング。そのまま押し切る態勢だったが、後方4番手にいたマルカンセンサーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団前目の位置から迫力十分の伸びを見せた1番人気のモンスターキングが続き、2着とクビ差の3着には、逃げ粘ったグランジャーが入った。そこから1馬身半の4着にはデブリンとクラールハーモニーの2が入線した（同着）。