レース展開

メキシカンボーイが馬群を引き連れる形、直後の2番手にクローズカップが取り付く

メキシカンボーイが主導権を握る恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にクローズカップが続く。続いて、トニーボスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ツジノワンダーは中団やや前。エアーズロックは中団馬群の真ん中を追走。グランミシルは中団後方の位置。その直後、ダイジュワールドが7番手。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはローランシャウト。後方2番手の位置で脚をタメるのはツルマイボブ。殿にシルクエンブレムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’00フレンドリースパー特別（1）、クローズカップが早めに先頭に立って、そのまま押し切る隙の無い取り口で6勝目を収める

先頭はメキシカンボーイとクローズカップでリードは1馬身。トニーボスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、単独で先頭に立ったのは2番人気のクローズカップ。そのままクローズカップが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を挙げた。2着には、3番手の位置から矢のような伸びを見せたトニーボスが続き、2着と4馬身差の3着には、逃げ粘ったメキシカンボーイが入った。1番人気のツジノワンダーは中団前目にいたが失速して7着に敗れた。