一般C2十十一

レース展開

スキルアップが集団を引っ張る展開、そのあとにファリームが続く

スキルアップが端をきる恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にファリームが続く。その後ろ、マドモアゼルスカイが3番手の絶好位につける。続いて、ストロングボンドは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはタレゾウとプリティーブーケ。その1馬身後ろ、エリザヴェータは中団前め。ヴィンドランダは中団馬群のちょうど真ん中を追走。カズノスイープは中団後方の位置取り。コスモケリアは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。ライトエメラルドは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはブライティアモア。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはユウユウローラン。少し離れた殿にビービーモリガンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザヴェータが負けじ心を発揮してゴール前の熾烈な鬩ぎ合いを鼻差で制す

先頭はスキルアップでリードは1馬身。2番手にファリームとマドモアゼルスカイが続く。その後ろ、タレゾウが4番手。1馬身離れて、プリティーブーケが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはマドモアゼルスカイ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたエリザヴェータが次元の違う末脚を炸裂させてマドモアゼルスカイを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利した。2着のマドモアゼルスカイから1馬身差の3着には、逃げ粘ったスキルアップが入った。そこから4馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたタレゾウが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団にいたヴィンドランダが食い込んだ。2番人気のファリームは2番手にいたが最後一杯になって6着に敗れた。