イクイノックスメモリアル

レース展開

クレバーテーストが先頭に立つ展開、そのあとに続くモズロックンロール

ハナに立ったのはクレバーテースト。後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にモズロックンロールが続く。その直後、エイカイマッケンロとコスモフロイデが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、エセルフリーダとウィクトルウェルスは中団前目。ミスタージーティーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。マイネルブリックスとエランは中団後方の位置取り。少し離れて、後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはエリダヌス。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはスパークリシャール。少し離れたシンガリにブランデーロックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

イクイノックスM、ウィクトルウェルスが卓抜な決め脚を披露して前方の各馬を軽々と抜き去る

先頭はクレバーテーストでリードは体半分。2番手にモズロックンロールが続く。そのあと、エイカイマッケンロ、コスモフロイデ、エランらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはエラン。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた1番人気のウィクトルウェルスが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置からものすごい伸び脚を見せたエランが続き、2着とクビ差の3着には、最後方の位置から超凡な末脚を発揮したスパークリシャールが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のエセルフリーダが入線した。