レース展開

フェアリーバニヤンが集団を牽引、2番手の位置にスーパースポットが取り付く

フェアリーバニヤンが敢然と端をきり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にスーパースポットが続く。その直後、ナッキーとプレザントグラマーが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ケイアイハリウッドは中団前寄り。イシノマドンナとサブロウは中団馬群のちょうど真ん中を併走。キエヌストラウスは中団後方の位置。ミネルバは後方4番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはトップストーリー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を温存するのはキングコングパワー。シンガリにイエローロンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

JBCカウントダウン15、キエヌストラウスが中団後方から良い決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はフェアリーバニヤンとスーパースポットでリードは1馬身。プレザントグラマーが3番手。1馬身離れて、ナッキーとサブロウが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはプレザントグラマー。そのまま押し切る態勢だったが、中団後方にいたキエヌストラウスが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、3番手の位置からしぶとく伸び続けたプレザントグラマーが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切った2番人気のトップストーリーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたケイアイハリウッドが入線した。1番人気のイシノマドンナは中団後方にいたがあとひと伸びが足りず6着に敗れた。