ディセンバーカップ

レース展開

バクソクトレインとハーツコンセンサス

ハーツコンセンサスとバクソクトレインが並んで先陣を切る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。ルタドールが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはコスモジャック。その1馬身後ろ、シーグランディは中団やや前。キングサーベルは中団馬群の真ん中あたりを追走。ガラパは中団後方の位置。ローランズソングは後方4番手に待機して他馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはインピース。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはトーホクノホシ。最後尾にリバーオリエンタルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディセンバーC、キングサーベルが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで勝利数を13に伸ばす

先頭はハーツコンセンサスでリードは1馬身。単独の2番手にルタドールが続く。そのすぐ後ろ、キングサーベルが3番手。1馬身離れて、シーグランディが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のハーツコンセンサス。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたキングサーベルがぐんぐんと終いの脚を伸ばしてハーツコンセンサスを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着のハーツコンセンサスから半馬身差の3着には、2番手の位置からゴールまでじわりじわりと伸びた1番人気のルタドールが入った。そこから1馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたシーグランディが入線した。