レース展開

ダガーズアラベスクが先陣を切る展開、そのあとに続くシャンハイチキータ

主導権を握ったのはダガーズアラベスク。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にシャンハイチキータが続く。続いて、シャイニールックとステルステクニックが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、コウエイソフィアは中団前め。テラノコマンダーとグッドストーンは中団後方の位置取り。マクロプロトンは後方4番手で機を待つ。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはブラウンデザート。最後尾にリンカーンスターとグリンセレブがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ガーナ共和国盃、リンカーンスターがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで先頭ゴールを果たす

先頭はシャンハイチキータとステルステクニックでリードは1馬身。シャイニールックとグッドストーンが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは1番人気のシャイニールック。そのまま押し切る態勢だったが、最後方にいたリンカーンスターが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、3番手の位置からしぶとく脚を伸ばした1番人気のシャイニールックが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団前目の位置から切れ味鋭い末脚を繰り出したマクロプロトンが入った。そこから1馬身1/4遅れた4位には、途中から先頭に立ったステルステクニックが入線した。2番人気のグリンセレブは後方3番手にいたがもうひとつ伸びを欠き5着に敗れた。