レース展開

シュクメルリが集団を先導、2番手の位置にヴァンケドミンゴが取り付く

シュクメルリがハナを切り、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にヴァンケドミンゴが続く。続いて、サノノビスケッツが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはメイショウギガース。その1馬身後ろ、ウインジョイフルは中団前目。ヒノタマボーイは中団馬群の真ん中付近を追走。マイネルボーダレスは中団後方の位置取り。オケインは後方4番手に控えて機をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはキーフラッシュ。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはネヴァートゥマッチ。最後方にヤマノマタカがいる隊列で最初のコーナーを通過。

57年お疲れさま特別、ヴァンケドミンゴがベテラン馬の健在を顕示する様な見事な走りで断然人気に応える

先頭はヴァンケドミンゴでリードは1馬身。単独の2番手にシュクメルリが続く。そのすぐ後ろ、サノノビスケッツが3番手。1馬身離れて、ウインジョイフルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭を疾走する1番人気のヴァンケドミンゴ。そのままヴァンケドミンゴが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着には、2番手の位置からシャープな伸び脚で猛進したシュクメルリが続き、2着と1馬身差の3着には、先行勢の後ろの位置から鮮やかな末脚を披露した2番人気のウインジョイフルが入った。そこから4馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたマイネルボーダレスが入線した。