レース展開

ニキティスがハナに立つ形、そのすぐ後ろを追走するウィッシングデュー

ニキティスが果敢にハナを切り、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にウィッシングデューが続く。やや間が空いて、マイネルプリマスが3番手の絶好位につける。さらにその5馬身以上後ろ、ジャミールは好位に取り付く。そこから少し離れたところにタガノバッチグーとワシャモノタリンが進む。その1馬身後ろ、タイカーリアンとマナクーラは中団前寄り。コパノジングーは中団後方の位置取り。後方7番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはキタサンアミーゴ、フィニステール、カルカソンヌら3頭。少し離れた殿にエターナルクラウンとマルタカドリームがいる隊列で最初のコーナーを通過。

八瀬特別、ジャミールが闘争本能を発揮してゴール際の横並びの競り合いを辛くもモノにする

先頭はウィッシングデューでリードは半馬身。2番手にニキティスが続く。少し間隔を置いて、マイネルプリマスが3番手。先行勢から少し離れたところにタガノバッチグーとジャミールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいた1番人気のジャミールが猛烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるコパノジングーをハナ差で抑え込みトップでゴールを走り抜けた。2着のコパノジングーから3/4馬身差の3着には、後方3番手の位置から切れ味のいい末脚を発揮したキタサンアミーゴが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた2番人気のフィニステールが入線、さらに2馬身半差の5着には、最後方にいたカルカソンヌが食い込んだ。