3歳以上1勝クラス

レース展開

アメリカンピースが隊列をリードする形、その直後にバリコノユメが続く

アメリカンピースが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にバリコノユメが続く。そのあと、パイプライナーとコマンダンテが3番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはデイオブジョイ、キョウワウォール、ニンギルスら3頭。その1馬身後ろ、ハースファイアは中団前め。グリンブルスティ、スマイルライン、ラジョーネ、アレクサンドロスらは中団後方の位置。その少し後ろ、後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはプルモナリア、エイユージャッカル、ファンキーゴールド。シンガリにフォートワズワースがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファンキーゴールドが低かった前評判を覆す様な力強い走りで波乱の立役者に！

先頭はアメリカンピースでリードは体半分。2番手にバリコノユメが続く。その直後、ファンキーゴールドが3番手。その後ろ、パイプライナーが4番手。1馬身離れて、ニンギルスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位まで進出していた13番人気のファンキーゴールドが前を交わして先頭に立つとそのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させ、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を挙げた。2着には、4番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたパイプライナーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団後方の位置から妙々たる末脚を繰り出した14番人気のキョウワウォールが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく中団後方で直線を迎えたプルモナリアが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたニンギルスが食い込んだ。1番人気のハースファイアは後方3番手にいたが見せ場なく15着に敗れた。2番人気のスマイルラインは後方3番手にいたが末脚不発で12着に敗れた。