オリオンステークス

レース展開

ヤマヒサウイングが後続を引き連れる展開、その直後を追走するヴィーブシンボリ

ヤマヒサウイングがハナを奪う形となり、リードを1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にヴィーブシンボリが続く。やや差があって、エイプリルドラマとアルゼンチンタンゴが3番手の好位につける。さらに少し離れて、ユウキスラッガーは中団やや前。さらにその少し後ろ、カシノエタニティは中団馬群のちょうど真ん中を追走。パリスナポレオンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、フェニックスヒエンが8番手。後方5番手で腰を落ち着けて運ぶのはウエストディーンとトウカイサイレンス。どん尻にスターペスカナイとチアズセンチュリーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オリオンS、アルゼンチンタンゴが勝負根性を発揮してゴール手前の横並びの激闘を僅差で制す

先頭はヤマヒサウイングでリードは半馬身。2番手にアルゼンチンタンゴが続く。その後ろ、ヴィーブシンボリとユウキスラッガーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた2番人気のアルゼンチンタンゴがグングンと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグングンと追い迫ったウエストディーンをアタマ差で凌ぎ切り勝利を手中に収めた。2着のウエストディーンからクビ差の3着には、中団前目の位置からキレのある末脚を披露した1番人気のトウカイサイレンスが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたカシノエタニティが入線した。