3歳未勝利

レース展開

エアバンデラスがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するアポロフォルスとオートアルカディア

エアバンデラスがハナを切る恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にオートアルカディアとアポロフォルスが並ぶ。2馬身以上離れて、マイネパルティータが4番手の絶好位につける。その直後、スナークエレガントは好位を確保。そこから少し離れたところにアイルオブマルタが進む。その1馬身後ろ、ギンガは中団前目。少し差があって、スフィアーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ロードアズーリ、マイネルケルン、ブラックエンペラーらは中団後方の位置取り。その2馬身以上後ろ、トーセンルドルフとセントラルオーカンが12番手。後方7番手でジックリと折り合いをつけるのはケイティビート、タイキクローネ、イスタンブールら3頭。後方2番手の位置で力を温存するのはボストンアポロン。シンガリにイガノピックアップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スナークエレガントが類まれなレースセンスを活かした手堅い走りで初白星を挙げる

先頭はエアバンデラスでリードは体半分。2番手にマイネパルティータが続く。その後ろ、スナークエレガントとオートアルカディアが3番手。1馬身離れて、アイルオブマルタ、アポロフォルス、ギンガらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのはマイネパルティータ。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいたスナークエレガントが豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、2番手の位置から持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたマイネパルティータが続き、2着とクビ差の3着には、中団の位置から妙々たる末脚を繰り出したスフィアーが入った。そこから半馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のアイルオブマルタが入線、さらにクビ差の5着には、同じく先行勢の後ろにいた2番人気のギンガが食い込み、さらにそこから1馬身3/4差の6着にはブラックエンペラーが入った。