第50回 ステイヤーズステークス (G2)

レース展開

ウインインスパイアがハナに立つ形、僅かな差でタマモベストプレイが続く

ウインインスパイアが端を奪う形となり、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にタマモベストプレイが続く。そのすぐ後ろ、マドリードカフェが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサムソンズプライド、ファタモルガーナ、カムフィーら3頭。アルバート、マイネルメダリスト、プレストウィックらは中団後方の位置。モンドインテロは後方4番手に控えて前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはジャングルクルーズ。少し離れた殿にプロモントーリオとサイモントルナーレがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ステイヤーズS、アルバートが自分から進出する積極果断なレーススタイルで連覇達成

先頭はタマモベストプレイでリードは半馬身。2番手にファタモルガーナが続く。その直後、マドリードカフェとアルバートが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはファタモルガーナ。そのまま押し切る態勢だったが、好位にいた1番人気のアルバートが鬼脚を爆発させてファタモルガーナを交わすと、最後はクビ差先着して勝利をモノにした。2着のファタモルガーナから1馬身3/4差の3着には、中団後方の位置から瞬発力に富んだ末脚を発揮した2番人気のモンドインテロが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたプレストウィックが入線した。