第3回 東京スプリング盃 (S3)

レース展開

バトルファイターが後続を引き連れる展開、その直後を追走するセントラルコースト

バトルファイターが逃げる恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にセントラルコーストが続く。そのあと、ファイナルスコアーが3番手の絶好位につける。続いて、ダイワディライトは好位を奪取。先団後ろのポジションにいるのはディアーウィッシュ。その1馬身後ろ、リアライズノユメは中団前目。フジノウェーブは中団馬群の丁度真ん中を追走。ネイキッドは中団後方の位置取り。その後ろ、イーグルショウが9番手。そのすぐ後ろ、スマートインパルスが10番手。シーズザゴールドは後方5番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。ロイヤルボスは後方4番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはボンネビルレコードとセイントメモリー。最後尾にトーセンアーチャーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京スプリング盃、フジノウェーブが古馬の底力を顕示する様な迫力満点の走りで勝利数を22に伸ばす

先頭はバトルファイターでリードは1馬身。単独の2番手にファイナルスコアーが続く。そのすぐ後ろ、ダイワディライトが3番手。その直後、フジノウェーブが4番手。1馬身離れて、セントラルコーストが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるバトルファイター。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいたフジノウェーブが強烈な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、逃げ粘ったバトルファイターが続き、2着とアタマ差の3着には、中団前目の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した13番人気のイーグルショウが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた1番人気のセイントメモリーが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたスマートインパルスが食い込んだ。2番人気のセントラルコーストは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって15着に敗れた。