3歳未勝利

レース展開

タマモイットウセイがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むファッシネイター

タマモイットウセイが先手を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にファッシネイターが続く。続いて、ウラエウスが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはペプチドハオーとケイセブン。その1馬身後ろ、コンセプトとパーティーモードは中団前目。ロードフォールズ、ギレルモ、ジョディーズマロンらは中団馬群の真ん中付近を併走。サンバデジャネイロは中団後方の位置。ヤマニンバルトロとインテグラルシチーは後方4番手に控えて進出の機を待つ。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはコマノルヴァン。後方2番手の位置でゆっくりと構えるのはナムラゴロー。少し離れた最後方にサンブエナパークがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジョディーズマロンが中団前目から一際鋭い決め脚を発揮して前方の馬達を一気に交わす

先頭はタマモイットウセイでリードは体半分。2番手にファッシネイターが続く。そのすぐ後ろ、ウラエウスが3番手。1馬身離れて、ペプチドハオーとケイセブンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは1番人気のウラエウス。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたジョディーズマロンが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、3番手の位置から印象的な伸び脚で猛進した1番人気のウラエウスが続き、2着と2馬身差の3着には、中団前目の位置から切れ味鋭い末脚を発揮したコンセプトが入った。そこから3馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたサンバデジャネイロが入線、さらにクビ差の5着には、同じく中団後方にいたインテグラルシチーが食い込んだ。2番人気のペプチドハオーは先行勢の後ろにいたが最後一杯になって12着に敗れた。