金峰山特別

レース展開

アフリカンビートが後続を率いる展開、その少し後ろを追走するオンワードハヤテとマイネルグリッツァ

アフリカンビートが主導権を奪う形となり、後続を2馬身以上離してレースを進める。2番手にオンワードハヤテとマイネルグリッツァが並ぶ。少し差があって、リヴァプールが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアグネスパウエル。その1馬身後ろ、ドクターグリムとケージーフジキセキは中団やや前。ダイイチアトムとマイネルキッツは中団馬群のど真ん中を併走。シルキーステラとエアジパングは中団後方の位置。ディーエスハリアーとグランロワイヤルは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはソリッドスライダーとユーワキングストン。最後尾にユウタージャックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

金峰山特別、リヴァプールが稟賦のレースセンスを駆使した巧妙な立ち回りで制す！

先頭はアフリカンビートでリードは1馬身。単独の2番手にオンワードハヤテが続く。その2馬身以上後ろ、リヴァプールとマイネルグリッツァが3番手。先行勢から少し離れたところにケージーフジキセキが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたリヴァプールがきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、後方4番手の位置から見事な伸び脚で猛追した2番人気のソリッドスライダーが続き、2着と半馬身差の3着には、中団の位置から強靭な末脚を披露したダイイチアトムが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたケージーフジキセキが入線、さらに半馬身差の5着には、最後方にいた14番人気のユウタージャックが食い込んだ。1番人気のマイネルキッツは中団にいたが見せ場なく9着に敗れた。