オーストラリアトロフィー

レース展開

アーデルワイゼが全馬を牽引、そのやや後ろを進むセンスオブワンダー

先頭に躍り出たのはアーデルワイゼ。後続との差を5馬身以上確保して集団を牽引。単独の2番手にセンスオブワンダーが続く。その直後、ドラグーンシチーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはケージーキンカメ、デクレアラー、スーパーフェザーら3頭。その1馬身後ろ、ギャツビーは中団前寄り。ブレイニーラン、テイエムギフテッド、ウォークザラインらは中団馬群の真ん中を併走。アグネスリバティは中団後方の位置。ミッキーマインドは後方6番手に待機して進出の機をうかがう。グッドレイズとプライドランドは後方4番手に控えて機を待つ。後方2番手の位置で脚を溜めるのはラストヌードルとリリーモントルー。最後尾にパトリックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オーストラリアT、ドラグーンシチーが天賦のレースセンスを駆使した巧みな競馬で先頭ゴールを果たす

先頭はアーデルワイゼでリードは5馬身以上。2番手にセンスオブワンダーとドラグーンシチーが続く。そのあと、デクレアラーとスーパーフェザーが4番手。1馬身離れて、ケージーキンカメとギャツビーが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたドラグーンシチーが豪快な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、4番手の位置から迫力満点の伸びを見せたデクレアラーが続き、2着とアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から鮮やかな末脚を繰り出したギャツビーが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、逃げ粘ったアーデルワイゼが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたスーパーフェザーが食い込み、さらにそこからクビ差の6着には14番人気のケージーキンカメが入った。1番人気のパトリックは最後方にいたがもうひと伸びが足りず11着に敗れた。2番人気のプライドランドは後方5番手にいたがもうひとつ伸びを欠き10着に敗れた。