カペラ賞

レース展開

ドルチアーリアが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにチャールストンが取り付く

ドルチアーリアが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にチャールストンが続く。そのすぐ後ろ、リリーバローズとムーンヘイローが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、グロリアンズタイムは中団やや前。カーニバルマーチは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ダートレイジングは中団後方の位置。その後ろ、リュードマンが8番手。ベルガラスは後方4番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはエーヴベリー。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはレッドサラマンダー。しんがりにゴールデンプラチナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カペラ賞、リュードマンが最低評価に反発するかの様な力走を見せて金星！

先頭はチャールストンでリードは1馬身。単独の2番手にドルチアーリアが続く。その後ろ、ダートレイジングが3番手。1馬身離れて、リュードマンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはダートレイジング。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた12番人気のリュードマンが鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、3番手の位置からしぶとく脚を伸ばしたダートレイジングが続き、2着と2馬身差の3着には、中団後方の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったベルガラスが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、途中から先頭に立ったチャールストンが入線した。1番人気のカーニバルマーチは中団前目にいたが伸びあぐねて5着に敗れた。2番人気のムーンヘイローは中団前目にいたが最後一杯になって10着に敗れた。