第68回 ラジオNIKKEI賞 (G3)

レース展開

ダディーズマインドが馬群を率いる展開、2番手の位置にディキシーナイトとブレイブメジャーが続く

ダディーズマインドが端に立つ恰好となり、後続を1馬身ほど離してレースを進める。2番手にディキシーナイトとブレイブメジャーが並ぶ。続いて、マイネルサーパスとランスオブプラーナが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、ギルマ、ヒシイグアス、レッドアネモスらは中団前め。インテンスライト、ウインゼノビア、ヒルノダカールらは中団後方の位置。ブレイキングドーンは後方5番手で前の動きを静観。サヴォワールエメは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはアドマイヤスコール。後方2番手の位置でじっとして力を温存するのはポルーニン。しんがりにゴータイミングがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ラジオNIKKEI賞、ブレイキングドーンが直線入り口で先行勢に並びかける攻めの立ち回りで念願の重賞初制覇

先頭はダディーズマインドでリードは1馬身。単独の2番手にディキシーナイトが続く。その直後、マイネルサーパスとブレイブメジャーが3番手。1馬身離れて、ギルマ、ランスオブプラーナ、ブレイキングドーンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはマイネルサーパス。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいたブレイキングドーンが豪快な末脚を爆発させてマイネルサーパスを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールインした。2着のマイネルサーパスから1馬身1/4差の3着には、後方4番手の位置からキレのある末脚を繰り出したゴータイミングが入った。そこからクビ差遅れた4着には、逃げ粘ったダディーズマインドが入線、さらにハナ差の5着には、中団後方にいた13番人気のアドマイヤスコールが食い込んだ。1番人気のヒシイグアスは最後方にいたが前に届かず9着に敗れた。2番人気のディキシーナイトは2番手にいたが最後一杯になって11着に敗れた。