レース展開

アントニオピサが端を奪う恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にトウショウヘイローとナポレオンバローズが並ぶ。そのあと、エーシンスピーダーが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはタナトス。その1馬身後ろ、オーヴァージョイド、メイショウブシドウ、スノーレガーロ、タガノプリンスらは中団前目。コウユーヒーローは中団馬群の真ん中を追走。少し間隔を置いて、ホノカアボーイとフォントルロイは中団後方の位置取り。後方5番手でジックリと折り合いに専念するのはサンマルボスとヒミノキンカメ。その2馬身以上後ろ、後方2番手の位置でどっしりと構えるのはタマモブラウン。少し離れたシンガリにワイルドロジャーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

赤穂特別、トウショウヘイローが自慢の先行力を駆使した好位追走のスタイルで3勝目を掴み取る

先頭はアントニオピサでリードは1馬身。単独の2番手にトウショウヘイローが続く。そのあと、タナトスが3番手。その直後、ナポレオンバローズが4番手。1馬身離れて、オーヴァージョイドとエーシンスピーダーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいたトウショウヘイローが豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は前に迫る勢いで追い迫ったオーヴァージョイドを3/4馬身振り切り勝利を掴んだ。2着のオーヴァージョイドから2馬身半差の3着には、逃げ粘ったアントニオピサが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたホノカアボーイが入線、さらにクビ差の5着には、好位にいたナポレオンバローズが食い込んだ。1番人気のフォントルロイは最後方にいたが伸びが甘くなり13着に敗れた。