九十九島特別

レース展開

ダノンビクトリーが全馬を率いる展開、そのあとを進むフォーカルフィギア

先手を奪ったのはダノンビクトリー。後続を1馬身ほど離してレースを引っ張っていく。単独の2番手にフォーカルフィギアが続く。そのすぐ後ろ、トラベルシチーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはミステリーゲストとビッグポパイ。その1馬身後ろ、スマーティコジーンとテンガロンハットは中団やや前。マイネルトラヴェルは中団馬群の真ん中付近を追走。グッドエモーションとカネトシスティーブは中団後方の位置取り。2馬身以上差があって、後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはエイシンボストンとチュウワナイト。後方2番手の位置でどっしりと構えるのはエディキャスケード。どん尻にメッセトゥルムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

九十九島特別、ミステリーゲストが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口で久しぶりの勝ち星

先頭はフォーカルフィギアでリードは体半分。2番手にダノンビクトリーとビッグポパイが続く。その後ろ、ミステリーゲストが4番手。1馬身離れて、スマーティコジーンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた1番人気のミステリーゲストが次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、中団の位置から目覚ましい伸びを見せたマイネルトラヴェルが続き、2着と1馬身半差の3着には、途中から先頭に立ったフォーカルフィギアが入った。そこから1馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたダノンビクトリーが入線、さらに半馬身差の5着には、先行勢の後ろにいたスマーティコジーンが食い込んだ。