アンデルセン特別

レース展開

ハクサンセーラーが隊列を先導、その直後にベガスフォンテンが続く

ハクサンセーラーが主導権を握る形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にベガスフォンテンが続く。そのあと、トリプルミリオンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアークボルト。その1馬身後ろ、パーチルは中団前寄り。キングバーグは中団馬群のちょうど真ん中を追走。エールプレジールは中団後方の位置取り。タイセイフリートは後方4番手に待機して機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはキタノトゥイスト。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはコパノメンデス。殿にアンファンドディユがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アンデルセン特別、アークボルトが中団前目から見事な末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はハクサンセーラーでリードは1馬身。単独の2番手にトリプルミリオンが続く。その後ろ、キングバーグが3番手。1馬身離れて、エールプレジールが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるハクサンセーラー。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたアークボルトが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、逃げ粘ったハクサンセーラーが続き、2着と1馬身差の3着には、2番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切った1番人気のトリプルミリオンが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたタイセイフリートが入線した。2番人気のパーチルは後方3番手にいたが伸びが甘くなり6着に敗れた。