アルデバランステークス

レース展開

オルナが隊列を率いる形、その直後にテルペリオンとジョルジュサンクが取り付く

オルナがハナに立ち、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にテルペリオンとジョルジュサンクが並ぶ。そのあと、グランアルマダとザイディックメアが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、マイネルオフィールは中団前目。ピオネロは中団馬群の真ん中を追走。少し差があって、オールマンリバーは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、アングライフェンが9番手。少し間が空いて、ジュンヴァルカンが10番手。ヒロブレイブは後方5番手に控えて他馬の出方をうかがう。2馬身以上離れて、ナムラアラシは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと運ぶのはカゼノコ。後方2番手の位置で息を潜めて脚を溜めるのはモズアトラクション。最後尾にトップディーヴォがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルデバランS、アングライフェンがベテラン馬のプライドを示す様な力強い走りで久々の白星

先頭はオールマンリバーでリードは体半分。2番手にオルナが続く。その後ろ、テルペリオンとジョルジュサンクが3番手。1馬身離れて、ザイディックメアとアングライフェンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいた1番人気のアングライフェンが一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫ったナムラアラシを3/4馬身振り切りトップでゴールを走り抜けた。2着のナムラアラシから1馬身1/4差の3着には、中団の位置から天性の敢闘精神でゴールまで力闘したピオネロが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた14番人気のヒロブレイブが入線、さらにクビ差の5着には、後方3番手にいたカゼノコが食い込んだ。2番人気のテルペリオンは好位にいたが最後一杯になって11着に敗れた。