ジュライスター賞

レース展開

モエレプレジデントが全馬をリードする形、その直後に続くコンテパルティロ

端をきったのはモエレプレジデント。リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にコンテパルティロが続く。その後ろ、リバーキンタローが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、フレンチは好位を奪取。先団後ろのポジションに付けたのはキョウワカイザー。その1馬身後ろ、ラブリリックは中団前目。トーホウペッグは中団馬群の真ん中付近を追走。ユウミプリンセスは中団後方の位置。そのあと、スリーロビンソンが9番手。ドリームネイチヤーは後方5番手に控えて進出の機を待つ。サワヤカユウタは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはコスモナダル。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはビッグプレゼンター。しんがりにシンボリシュテルンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジュライスター賞、トーホウペッグが途中で進出する思い切りのいいレーススタイルで1着ゴールを果たす

先頭はフレンチでリードは1馬身。単独の2番手にコンテパルティロが続く。その後ろ、リバーキンタローとトーホウペッグが3番手。1馬身離れて、ラブリリックが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のフレンチ。そのまま押し切るかに見えたが、好位にいたトーホウペッグが凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、途中から先頭に立ったフレンチが続き、2着とアタマ差の3着には、中団後方の位置から瞬発力に富んだ末脚を繰り出したサワヤカユウタが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、9番手で直線を迎えたドリームネイチヤーが入線、さらに1馬身半差の5着には、好位にいたリバーキンタローが食い込んだ。1番人気のラブリリックは先行勢の後ろにいたが失速して10着に敗れた。