シリウス賞

レース展開

ワグナーコーヴが一団を引っ張る展開、そのすぐ後ろにアドミラルティが取り付く

ワグナーコーヴが先陣を切る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にアドミラルティが続く。その後ろ、ピアノイッチョウが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはシャイニングアカリ。その1馬身後ろ、シカゴジャズは中団やや前。サウスアメリカンは中団馬群の真ん中を追走。サツマキリコは中団後方の位置取り。トーセンオリンピアは後方4番手に控えて他馬の出方をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはガヤルド。後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはケンネプチューン。しんがりにクラールハーモニーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シリウス賞、ワグナーコーヴが持ち味のスピードでハナを切って、そのまま最後まで勢いを維持してトップでゴールを走り抜ける

先頭はワグナーコーヴでリードは1馬身。単独の2番手にサツマキリコが続く。その後ろ、シャイニングアカリが3番手。1馬身離れて、ピアノイッチョウが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、尚も先頭を突き進むワグナーコーヴ。そのままワグナーコーヴが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着には、2番手の位置からしぶとさが光る走りを見せたサツマキリコが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を披露したケンネプチューンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく中団後方で直線を迎えたトーセンオリンピアが入線した。1番人気のシカゴジャズは後方4番手にいたが伸びあぐねて8着に敗れた。2番人気のサウスアメリカンは中団後方にいたが末脚不発で5着に敗れた。