第32回 函館記念 (G3)

レース展開

メジロスズマルがレースを牽引、そのすぐ後ろに続くプレストシンボリ

メジロスズマルが端をきり、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にプレストシンボリが続く。続いて、パリスナポレオンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヤシマソブリンとロイヤルタッチ。その1馬身後ろ、ザフォリアとブライトサンディーは中団前目。トウショウストームは中団後方の位置。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはヨシノトウコウ、フレンチジェスト、マイヨジョンヌ。最後尾にスプリングコートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

函館記念、ブライトサンディーが繰り上がりで勝利

先頭はプレストシンボリでリードは体半分。2番手にメジロスズマルが続く。その後ろ、ヤシマソブリン、ロイヤルタッチ、ブライトサンディーらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのは2番人気のブライトサンディー。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたマイヨジョンヌが次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて1位に入線した。2位には、3番手の位置から物凄い伸び脚で驀進した2番人気のブライトサンディーが続き、2位入線馬から2馬身半差の3位には、中団後方の位置から息の長い末脚を披露したザフォリアが入った。そこから3/4馬身遅れた4位には、途中から先頭に立ったプレストシンボリが入線した。1番人気のロイヤルタッチは好位にいたが見せ場なく6着に敗れた。