第1回 東京スプリング盃 (S3)

レース展開

ネフェルメモリーが一団を引き連れる形、そのすぐ後ろにスリーセブンスピンが続く

ネフェルメモリーが主導権を奪う形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にスリーセブンスピンが続く。そのあと、ヴァイタルシーズが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスーパーヴィグラスとストロングライデン。その1馬身後ろ、シアトルバローズとフジノウェーブは中団前目。アポロダヴィンチは中団馬群の丁度真ん中を追走。ダンディシャークとケイアイジンジンは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、サザンクロスラリーが11番手。イーグルショウは後方5番手に待機して進出の機をうかがう。エーピーゴンタは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはコーワキング。後方2番手の位置で脚をタメるのはヤサカファイン。しんがりにアポロノサトリがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東京スプリング盃、フジノウェーブが古馬の底力を顕示する様な迫力満点の走りで勝利数を20に伸ばす

先頭はネフェルメモリーでリードは1馬身。単独の2番手にスリーセブンスピンが続く。その後ろ、フジノウェーブが3番手。そのすぐ後ろ、スーパーヴィグラスが4番手。1馬身離れて、ストロングライデンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた1番人気のフジノウェーブが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、4番手の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた2番人気のスーパーヴィグラスが続き、2着と1馬身差の3着には、中団後方の位置から長くいい末脚でゴールまで走り切ったイーグルショウが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたシアトルバローズが入線、さらにクビ差の5着には、後方4番手にいたヤサカファインが食い込んだ。