桜波スプリント

レース展開

ディライトパールが馬群を引き連れる形、直後の2番手にモナが取り付く

ディライトパールが先頭に立つ形となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にモナが続く。その直後、コアレスチャージが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、デザートワンは中団前め。キョクイチテキサスは中団馬群の真ん中を追走。エルツークィーンは中団後方の位置。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはロバートバローズ。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはマイネルザカート。しんがりにマイネルファッシノがいる隊列で最初のコーナーを通過。

桜波スプリント、エルツークィーンが中団前目から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はディライトパールでリードは1馬身。単独の2番手にモナが続く。その直後、コアレスチャージが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続けるディライトパール。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいたエルツークィーンがとてつもない末脚を弾けさせてディライトパールを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を手にした。2着のディライトパールからハナ差の3着には、2番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張った2番人気のモナが入った。1番人気のロバートバローズは中団後方にいたが伸びあぐねて6着に敗れた。