山口吉久生誕90年記念

レース展開

コスモフルハートが一団を率いる展開、そのすぐ後ろにケンブリッジが続く

コスモフルハートがハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にケンブリッジが続く。続いて、ルミナスコマンダーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはケンブリッジナイン。その1馬身後ろ、リニアエキスプレスは中団前目。エクストリングランは中団馬群の真ん中を追走。マサノエリザベスは中団後方の位置取り。そのあと、ソウルケンシが8番手。プロセッラは後方4番手に待機して進出の機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはウインアシュリン。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはリュウノクリスエス。どん尻にレオノンストップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

山口吉久生誕90年記念、ルミナスコマンダーが取柄である自在性を駆使した隙のない取り口で優勝

先頭はコスモフルハートでリードは1馬身。単独の2番手にケンブリッジが続く。そのすぐ後ろ、ルミナスコマンダーが3番手。1馬身離れて、リニアエキスプレスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるコスモフルハート。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいたルミナスコマンダーが鮮烈な末脚を炸裂させてコスモフルハートを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を決めた。2着のコスモフルハートからクビ差の3着には、2番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったケンブリッジが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた1番人気のエクストリングランが入線した。2番人気のマサノエリザベスは中団前目にいたがいいところなく8着に敗れた。