3歳未勝利

レース展開

ゼータが馬群を先導、直後の2番手にニンジャゴーとトモジャリアが続く

ゼータが端を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。2番手にニンジャゴーとトモジャリアが並ぶ。少し間隔を置いて、ケプチャンとバンブトンローズが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、マミリアスは中団やや前。スリンシンガポール、モンサンレックス、クリスタルローレルらは中団馬群のど真ん中を併走。その2馬身以上後ろ、ラストストーリーは中団後方の位置。その直後、トリプルミリオンとリエンカウンターが11番手。トウキョウスターは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。2馬身以上空いて、後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはミヤビプレシャス。さらにその少し後ろ、後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはサクラプロモーター。しんがりにサンペンサコーラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トモジャリアがモノが違うと言わんばかりの圧巻の内容で初勝利を挙げる

先頭はゼータでリードは半馬身。2番手にニンジャゴーとトモジャリアが続く。そのあと、バンブトンローズが4番手。1馬身離れて、クリスタルローレルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた2番人気のトモジャリアが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に5馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団の位置から目覚ましい伸び脚で驀進した16番人気のラストストーリーが続き、2着と半馬身差の3着には、4番手の位置からパワフルな末脚を披露したバンブトンローズが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたケプチャンが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいた13番人気のスリンシンガポールが食い込んだ。逃げた1番人気のゼータは粘りを欠いて12着に敗れた。