ブラジルカップ (L)

レース展開

ダイシンインディーが集団を引っ張る形、直後の位置にスワーヴアラミスが取り付く

ハナに立ったのはダイシンインディー。後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にスワーヴアラミスが続く。その後ろ、アポロテネシーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマイネルユキツバキ、グレートタイム、ケルティックソードら3頭。ウェルカムゴールドは中団後方の位置取り。少し空いて、カラクプアは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはロードゴラッソ。少し離れたしんがりにカナシバリとハヤヤッコがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブラジルC、ハヤヤッコが稲光の様な末脚を繰り出して前の馬たちを次々と追い抜く

先頭はダイシンインディーでリードは1馬身。単独の2番手にマイネルユキツバキが続く。その後ろ、アポロテネシーが3番手。先行勢から少し離れたところにグレートタイムとスワーヴアラミスが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、4番手から抜け出したのはグレートタイム。そのまま押し切るかに思われたが、後方2番手にいた2番人気のハヤヤッコが凄まじい末脚を弾けさせ前にいた8頭を交わし、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を決めた。2着には、先行勢の後ろの位置から目を引く伸び脚で猛進したグレートタイムが続き、2着と1馬身差の3着には、中団後方の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったロードゴラッソが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく中団後方で直線を迎えたウェルカムゴールドが入線した。1番人気のスワーヴアラミスは先行勢の後ろにいたが見せ場なく5着に敗れた。