初霜特別

レース展開

ミラノボヴィッチが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むシャガールバローズ

ミラノボヴィッチが主導権を奪い、後続との差を1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にシャガールバローズが続く。そのすぐ後ろ、スパイスフレイバーが3番手の絶好位につける。その後ろ、スパイアは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはレッドウォーリアとアナザーウインド。その1馬身後ろ、マイソールネストは中団前寄り。リメンバーメジロは中団馬群の丁度真ん中を追走。スキルアップとストライキングアイは中団後方の位置。アレキサンドローズは後方5番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。ハシルセンセイは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはシルキークィーン。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはヴェイパーコーン。どん尻にアリウムがいる隊列で最初のコーナーを通過。

初霜特別、ミラノボヴィッチが古馬の貫禄を顕示する様な堂々とした走りで勝利数を19に伸ばす

先頭はミラノボヴィッチでリードは1馬身。単独の2番手にシャガールバローズが続く。その後ろ、スパイアが3番手。そのあと、スパイスフレイバーが4番手。1馬身離れて、リメンバーメジロが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るミラノボヴィッチ。そのままミラノボヴィッチが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、中団後方の位置から矢のような伸び脚で追い上げたシルキークィーンが続き、2着と3/4馬身差の3着には、2番手の位置からパワフルな末脚を発揮した2番人気のシャガールバローズが入った。そこから1馬身遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えたアリウムが入線、さらに2馬身差の5着には、絶好位にいたスパイアが食い込んだ。1番人気のレッドウォーリアは中団にいたが失速して14着に敗れた。