マレーシアカップ

レース展開

マイネルネーベルが集団を率いる展開、直後の位置にバレーノロッソが取り付く

マイネルネーベルが逃げを打つ恰好となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にバレーノロッソが続く。その直後、メサルティムとアフリカンゴールドが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アロハリリーは中団前寄り。レイズアベールは中団馬群の真ん中付近を追走。サトノソルタスは中団後方の位置。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはカヴァル。その少し後ろ、後方2番手の位置でじっとしているのはスズカルパン。少し離れたどん尻にゴールドフラッグがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マレーシアC、カヴァルが疾風の如き豪脚を披露して前方の馬達を一気にねじ伏せる

先頭はマイネルネーベルでリードは半馬身。2番手にバレーノロッソが続く。その直後、メサルティムとアフリカンゴールドが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはメサルティム。そのまま押し切る態勢だったが、後方2番手にいたカヴァルが強烈な末脚を炸裂させてメサルティムを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを走り抜けた。2着のメサルティムから3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったマイネルネーベルが入った。1番人気のサトノソルタスは中団後方にいたが見せ場なく7着に敗れた。2番人気のアフリカンゴールドは好位にいたがいいところなく4着に敗れた。