西部スポニチ賞

レース展開

ピッツバーグが先陣を切る形、そのあとに続くタニノアーバンシー

ピッツバーグが先頭に立ち、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にタニノアーバンシーが続く。続いて、プレミオテーラー、ビオラフォーエバー、アクセラレート、グラットシエルらが3番手の好位につける。メイショウキトラは中団後方の位置取り。タガノグロリオーサは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと運ぶのはコパノミザール。後方2番手の位置で息を潜めて力を溜めるのはサウンドアプローズ。ポツンと離れた最後方にイモータルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

西部スポニチ賞、タニノアーバンシーが途中で端を取って、そのまま後続を抑える見事な横綱競馬で4勝目を奪取

先頭はタニノアーバンシーでリードは半馬身。2番手にグラットシエルが続く。そのあと、ピッツバーグが3番手。1馬身離れて、ビオラフォーエバーとメイショウキトラが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、抜け出したのは1番人気のタニノアーバンシー。そのままタニノアーバンシーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、中団後方の位置から素晴らしい伸び脚で追い上げた2番人気のイモータルが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から天性の勝負根性でゴールまで力闘したグラットシエルが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた9番人気のビオラフォーエバーが入線した。