第28回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

ケイアイブリザードが後続を引っ張る展開、その直後を進むツルマルジュピターとコスモセンサー

ケイアイブリザードが主導権を奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。2番手にツルマルジュピターとコスモセンサーが並ぶ。続いて、ダイワバーバリアン、エーシンホワイティ、エスカーダらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、マイネルマルシェは中団前寄り。ニシノメイゲツ、インプレスウィナー、レト、サンライズプリンスらは中団後方の位置。アグネスティンクルは後方5番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはキョウエイアシュラとキングレオポルド。最後尾にバルーンとアグネススペクトルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、サンライズプリンスが自分から動き出す積極果断な競馬で初の重賞タイトルを手に入れる

先頭はコスモセンサーでリードは1馬身。2番手にケイアイブリザードとサンライズプリンスが続く。その後ろ、ダイワバーバリアンとレトが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のサンライズプリンスが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を手にした。2着には、4番手の位置からひと際目立つ伸びを見せた2番人気のダイワバーバリアンが続き、2着と半馬身差の3着には、同じく4番手の位置から長くいい末脚でゴールまで走り切ったレトが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたキョウエイアシュラが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたニシノメイゲツが食い込んだ。