3歳

レース展開

スガノファスリエフが隊列を引っ張る形、その直後にロクアイオロチが取り付く

スガノファスリエフが主導権を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にロクアイオロチが続く。その後ろ、ウルトラチューンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはテラザトゥインクル。その1馬身後ろ、リュウノジャパンは中団やや前。ゴッドフルスペックは中団馬群の丁度真ん中を追走。パトリシアロンドは中団後方の位置取り。パワーフォンテンは後方4番手に控えて前の動きを静観。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはセザンビューティー。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはシンボリアンジュ。最後尾にアショーマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スガノファスリエフが抜群のスピードで端を取ると、後続の追撃を許さずスイスイと逃げ切る

先頭はスガノファスリエフでリードは1馬身。単独の2番手にロクアイオロチが続く。その後ろ、ウルトラチューンが3番手。1馬身離れて、パトリシアロンドが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進む1番人気のスガノファスリエフ。そのままスガノファスリエフが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、2番手の位置から矢のような伸びを見せた11番人気のロクアイオロチが続き、2着と2馬身半差の3着には、先行勢の後ろの位置から閃光のような末脚を発揮したパトリシアロンドが入った。そこから6馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えた10番人気のウルトラチューンが入線した。2番人気のアショーマは後方2番手にいたが伸びきれず6着に敗れた。