パトリシアロンド（2014年生、母レッドバラード）

Patricia Rondo

2014.04.30

パトリシアロンド（2014年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時22歳）と交配したレッドバラードが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

佐藤賢二厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2017年）

3月17日、デビュー戦は繁田健一騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月23日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた4戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタヤバーキに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の勝っても負けても泣いたー競馬賞（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月26日、中2週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

4歳（2018年）

5月3日、約7か月半の休養明けで迎えた7戦目は、一般C3二三イ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマランに5馬身の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

6月21日、中6週で迎えた8戦目は、一般C2六七（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンスアラウンドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中4週で迎えた9戦目は、馬に乗って夏気分満開!!クレイン千葉杯（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったマルハチブルームにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。