レース展開

ブライティアアイが一団を率いる形、そのあとにキングオブハイシーとマルカンジャンプが取り付く

ブライティアアイがハナに立ち、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にキングオブハイシーとマルカンジャンプが並ぶ。そのすぐ後ろ、フェスティヴムテキが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、キタノウントリュウは中団やや前。サクラグランクリュは中団馬群のちょうど真ん中を追走。オートデオルネは中団後方の位置取り。ミルエンボイは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはスズプロフェッサー。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはロンドンウィング。少し離れた最後方にスピードスクエアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

秀明さん美智子さん結婚記念、キタノウントリュウが4角で先団に並びかけるアグレッシブなレース運びで勝利を手繰り寄せる

先頭はキングオブハイシーでリードは1馬身。単独の2番手にフェスティヴムテキが続く。そのあと、キタノウントリュウが3番手。1馬身離れて、ブライティアアイが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、依然として先頭で粘り続ける1番人気のキングオブハイシー。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたキタノウントリュウがきっちりと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、途中から先頭に立ったキングオブハイシーが続き、2着とハナ差の3着には、中団前目の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったサクラグランクリュが入った。そこからハナ差遅れた4着には、2番手で直線を迎えた9番人気のフェスティヴムテキが入線した。2番人気のマルカンジャンプは中団後方にいたが最後一杯になって10着に敗れた。