スズプロフェッサー（2005年生、母マヤノイシス）

スズプロフェッサー（2005年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大学教授」。毛色は青鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したマヤノイシスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中本隆志。戦績は、地方45戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2010年の一般B4二。

経歴

デビュー前

菅原欣也厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2008年）

12月21日、デビュー戦は前野幸一騎手を鞍上に据えて、一般C4-7（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は476kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グラップラーに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（2009年）

1月3日、中1週で迎えた2戦目は、一般C4-6（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、一条ダンススタジオ特別（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた4戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で前野幸一騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で前野幸一騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた7戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したソウルストライカーを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4-3（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C4-4（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアタゴハヤブサに約13馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4-2（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイネルエザットに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月24日、中1週で迎えた11戦目は、リゲル特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジーガードトウに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラッキーラッキーに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月17日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（6戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトウショウザウルスを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

12月25日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（8戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビッグスターオーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2010年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、パクじぃ現役四半世紀記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

4月11日、中3週で迎えた19戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、金沢箔特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

6月8日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた20戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1二（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた23戦目は、加賀四湯博片山津温泉特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったコンセプシオンを半馬身捉え切れず2着となった。

7月25日、中1週で迎えた24戦目は、能登輪島水無月祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は服部大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

8月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り続けて、最後は2着のエイチエヌラスカをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月5日、中3週で迎えた26戦目は、珠洲蛸島キリコ祭り特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた27戦目は、秋の兼六園特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で葛山晃平騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

11月2日、中3週で迎えた28戦目は、川添明弘騎手を鞍上に迎えて、一般B4三（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

11月16日、中1週で迎えた29戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、タカシ・カエコ御成婚記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた31戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた32戦目は、かぶら寿し特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6歳（2011年）

1月5日、連闘で迎えた33戦目は、東二口文弥まつり白山特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月12日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた34戦目は、復興支援がんばれ長野県特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は川添明弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた35戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた36戦目は、復興を応援します塩釜市（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた37戦目は、美味しく食べて応援します。笹かまぼこ（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で葛山晃平騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた39戦目は、秀明さん美智子さん結婚記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた40戦目は、一般B4三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川添明弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川添明弘騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川添明弘騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川添明弘騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた44戦目は、尚嗣と明子初来場記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川添明弘騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

9月18日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた45戦目は、福井県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川添明弘騎手（9戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。