第40回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

アメリカンボスが先頭に立つ形、そのあとを進むフサイチランハート

主導権を奪ったのはアメリカンボス。後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にフサイチランハートが続く。続いて、エアスマップが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはアクティブバイオとビッグバイキング。ユキノサンロイヤル、タップダンスシチー、コイントスらは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはサンライズジェガー。どん尻にトウカイオーザとキングザファクトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、サンライズジェガーが途中でポジションを押し上げるメリハリのある立ち回りで重賞初挑戦初制覇を達成

先頭はエアスマップでリードは体半分。2番手にアクティブバイオが続く。その直後、タップダンスシチーが3番手。1馬身離れて、ユキノサンロイヤルとサンライズジェガーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢の後ろにいたサンライズジェガーが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、中団後方の位置から鮮やかな伸びを見せた1番人気のコイントスが続き、2着と2馬身差の3着には、3番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘した2番人気のタップダンスシチーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたトウカイオーザが入線した。