第9回 小倉3歳ステークス (G3)

レース展開

ハギノハイタッチが後続をリードする形、2番手に続くホクザンエンペラー

主導権を奪ったのはハギノハイタッチ。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にホクザンエンペラーが続く。続いて、イクノディクタスとツルマルミマタオーが3番手の好位につける。トシグリーン、エスケーローズ、クイックミューズらは中団後方の位置。その少し後ろ、後方5番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはタップオンレデイとリンデンルビー。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはヘイセーテリオス。ポツンと離れた最後方にミナモトジュニアスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

小倉3歳S、ハギノハイタッチが賦性のスピードでハナを奪って、そのまま最後まで脚色鈍らずトップでゴールを駆け抜ける

先頭はハギノハイタッチでリードは2馬身以上。単独の2番手にホクザンエンペラーが続く。その後ろ、トシグリーンとツルマルミマタオーが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先頭をひた走る2番人気のハギノハイタッチ。そのままハギノハイタッチが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、3番手の位置から迫力満点の伸び脚で急追したトシグリーンが続き、2着と2馬身半差の3着には、2番手の位置から天性の我慢強さを発揮してゴールまで力闘したホクザンエンペラーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたエスケーローズが入線した。1番人気のイクノディクタスは中団前目にいたが失速して9着に敗れた。